| 有明海の幸を楽しむ |
突然に思いついて、出かけてきました。 九州には、有明海という有名な干潟があります。 ムツゴロウやワラスボ、イソギンチャクなど、干潟の旨いもの が沢山捕れる豊かな海です。 今日は、この海で捕れるカキとワタリガニを味わって来ました。 その場所をお教えします。勿論、感想も・・ 長崎自動車道の武雄北方インターで自動車道を降り、そこから 国道34号線を武雄方向に約1km、一つ目の信号を左折して県 道498号線を塩田町に向かって走ります。約14kmで塩田町 を抜けて県道207号線にぶつかるT字路となります。ここを 右折して207号線を15kmほど走るとJR長崎本線多良駅に 到着します。インターを下りて、約29km程です。 気持ち良い海岸線のドライブが楽しめます。 海が見えるあたりから焼きガキの立て札や色とりどりの旗が目 に付く様になります。どこも似たりよったりと思うのですが、 私は多良駅まで走って、お客さんの入っている様子や、お目当 てのワタリガニを食べさせてくれるところを探しました。 |
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その中のお客さんの多い一軒を覗いてみましたが、カキしかな かったので覗くだけとなりました。 少し戻ると、海沿いにコンビニふうの店があって、駐車場の奥 にカキ焼きの炉が見えました。カニの看板もあるのでここに寄 ってみました。 お店の人にカニとカキが味わえることをたずねると、コンビニ ふうの店内でカキとカニを買い求め、それにマキ代を払って焼 くのだそうです。 なかなか面白いシステム?に感心して、ここで味わう事にしま した。 早速店内で立派な子持ちのワタリガニを2杯とカキを一バケツ 買い込んでマキ代と込みで約5000円。カキはマキ代込みで 一バケツ1500円。二バケツ目からは1000円だそうです。 道端の看板には800円とありましたが、量の比較が出来ませ んので、安いのか高いのかわかりません。 となる。 |
カキはそのままマキの燃える炉の上で焼き、貸してくれた軍手 とカキはさみで格闘します。 ポン酢ふうのたれを少したらすとまた美味。 勿論、そのままでも塩味がちょうど良く美味。どちらにせよ、 丸まると太ったあつあつのカキが旨くない筈はありません。 ふうふう吹きながら大満足でした。 |
ワタリガニはアルミホイルに厚く巻かれて網にのせられます。 15分か20分ほどで焼き上がります。 カキを楽しんでいる間に程良く焼き上がるのです。 カキを楽しんで、今度はカニ。・・すごい贅沢です。 大きな期待でアルミホイルを開くと、程良く焼けて真っ赤にな ったワタリガニの甲羅がうまそうに見えました。早速甲羅を剥 がすと、赤いたまごが甲羅の裏一杯にありました。 熱いのを我慢しながら、こいつを左手に抱えて、箸でたまごを ほじくって口にかき込みます。うまい。・・・ 味わう時間すら勿体ないうまさです。はじめてではないが、こ の雰囲気も旨さに一役かっているのでしょうね。勿論、足の付 け根の身もかぶりついていただきます。 アッという間に一杯のカニが腹の中に消えていきました。 残るは大いなる満足感とたき火の炎に焼けた顔の火照りと暑さ に耐えて欲求を満たす手助けをした両手の指先の痛みでした。 それにしてもうまかった。往復の時間と自動車道の通行料金と 比較しても有り余る満足感でした。 皆さんにお勧めできるグルメ旅・・・かな? ちょっとご注意・・・マキの煙で燻されます。 一張羅は避けた方が良いと思います。・・・薫製の臭いが今も 残っています。 |
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